180回             


回数

180

日付

1999.10.24(日)

天気

晴れ

歩いたコース

京王線高尾山口駅→稲荷山コース→六号路→京王線高尾山口駅

コメント

○午前中に所要あり。あまりに天気が良いので、急遽午後一時に家を出た。一人歩き。


○二時過ぎに高尾山口駅を出ると、道いっぱいどっとハイキング客が押し寄せてきた。皆な高尾山から降りて、これから帰る人たちである。天気は上々、日曜日とあって家族連れがとても多い。外人が多い、韓国の人も多い。何となく登る方向に歩くのは肩身が狭い思い。


○稲荷山コースを行く。降りてくる人ばかりで、登る人は殆んどいない。


○稲荷山では先週小学生の団体が蜂に襲われて多数刺されたと、報道されていた。コースの途中に蜂に注意との張り紙が出ていた。

○ゆっくり歩いて、六号路と交わる分岐点で六号路に入ってユーターン。


○琵琶滝の近くで女の子が一人で泣きながら、登ってきた。声をかけると「お父さんがいない」と言う。後に話を聞いたところでは、彼女は六歳で来年小学校だという。家は八王子だが住所も電話番号も分からない、三歳の妹とお父さんとで山にきて、頂上でお弁当を食べて、下る途中で迷ったらしい。もともと元気の良い子のようで、この子が先にどんどん下りてきて、ちょっと琵琶滝のあるわき道に入って戻ったら、後ろから来る筈の妹とお父さんがいなくなつた、とのこと。お父さんを探してあげるといったら、泣き止んだ。暫く一緒に待ってみたが、お父さんたちの姿は一向に見えない。先に行ったと判断して、手をつないで駅方面に20分ほど歩く。

ケーブルカー駅前広場近くにきたら「アッお父さんがいた!」といって雑踏の中に駆け出していってしまった。小さな女の子を抱いた若いお父さんがいた。やれやれ。喜び合っている三人の横を通りすぎるとき、少女は私のほうを向いて無言でにっこり笑った。わたしも笑顔を返し、無言で通り過ぎた。


○本日の写真はパノラマをいくつか載せました。これは3から7枚の写真をつなぎ合わせたもの。ソフトはソニーのPictureGearを使った。


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