185回           

回数

185

日付

1999.11.28(日)

天気

曇り

歩いたコース

・jr高尾駅→八王子城跡バス停→材木沢分岐→富士見台→天守閣跡→八王子城二の丸広場→八王子城跡バス停→jr高尾駅



同行者
加藤、平井、牧島、矢内、

コメント

○前回歩いた一丁平の「いろはもみじ」や「銀杏」の紅葉は鮮やかで見事であった。しかし、あれらは人が観賞用に植えたもので、人工の美と言えなくもない。今回は自然?の渋い紅葉を楽しむのを目的に北高尾を歩いた。

○このあたりは四百年前に八王子城が豊臣軍に落とされてから立ち入り禁止となり、その後、徳川家の直轄領となった。長期にわたり世俗の手から守られて来たこともあってか雑木の多い林が昔のままの姿をとどめている(様な気がする)。

○残念ながら、今回は時期を逸した感じ。期待に反して山の紅葉はすでに峠を越しており、もの悲しく枯れ葉が静かに舞っていた。しかし、これも佳しであり、積った落ち葉を踏んで黙々と歩くのも又楽しかった。
「湿りたる 落ち葉の嵩の 山路かな」(NHK 11月27日「俳句王国」より)

○いつもの仲間による、いつもの「野外のヤナイ料理」で飲み食いする宴会は、いつもの八王子城二の丸展望広場でご開帳となった。すでに、いくつかのグループがあちこちに寄り合って弁当をたべていた。

○アップダウンの連続で、ややハードなコースを二時間半ほど歩いたあとの満足感とヘルシーな料理とさらにプラスα?があって、宴会は異常な盛り上がりを見せ、まさに宴(うたげ)となった。きっかけは、隣のグループの歌声につられたのかどうかわからないが、ゆきちゃんが突然「わたし歌います。」といって「学生時代」を可憐に歌い出した事に始まる。つれて、加藤ちゃんの「岩室甚句」や牧ちゃんの「黒田節」が飛び出した。その後みんなでいくつか合唱した。山でこのように歌を唄ったのは高尾山周辺を歩き始め、今回の185回にして始めてのことである。気が付くと広場には他に誰もいなくなっていた。直ちに下山して、最終のバスで帰る。
 


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