197回 の高尾山歩き          

回数

197

日付

2000.3.26(日)

天気

晴れ

歩いたコース

・京王線平山城址公園駅→(浅川)(平山城址)→高尾駅→(温泉フロッピー)

同行者 奥嶋、片山、加藤、平井、矢内、横山、私

コメント

○今回は、高尾山には足を踏み入れていないので、高尾山歩きと称して良いかどうか迷うところである。というのは、高尾の手前で途中下車して高尾山から流れてくる「浅川」で魚取りを楽しんで、ついでに「平山城址公園」(雑木で被われた小山)でちょっとしたトレッキングが楽しんだ。河原での宴会の後、再び電車に乗り、高尾駅までいって、温泉に入って締めくくった。山歩きを楽しむバリエーションのひとつ、として紹介させて頂く。

○京王線「平山城址公園駅」のすぐ裏を流れている川が「浅川」だ。向かい側にはマンモス団地群が立ち並んでいるが、河原には人影がない。名前の通り浅い川ではあるが、水流は程々にあり、堤防から見ると大きな魚が群をなして泳いでいる。また、川には白サギ、尾長、セキレイなどいろいろな野鳥が飛来してきており、その数の多さに驚かされた。バードウオッチングにも良いところだ。

○取り敢えず中州に荷物をおき、昼食までの間、魚取りのグループと平山城址ハイクのグループとに別れて行動。

○魚取りグループは仕掛けを作ったりした苦労?の甲斐あり、奇跡的に大鯉を一匹活け取りにして面目を保った。

○東京都で管理している平山城址公園は標高50メート程度のの小さな山。民家が近くまで迫っているが、山の中に一歩入れば、ここが京王線駅前とは想像できないほど自然が良く残されている。京王線の駅から歩いて30分足らずで頂上まで登れる。遊歩道が整備されていて山頂周囲を逍遙できる。手頃な散歩道であるが、人影は殆どない。頂上には駐車場もあるので車でも来られる所だ。

○ハイクから帰ってみるとバケツに大鯉がはね暴れていた。昼食は例によって、矢内の野外料理。今回は、急遽味噌とショウガを買いに走り、「鯉の味噌炊き」がメインとなった。(腹こわさなければいいが・・)

○このまま帰ったのでは「高尾山歩き」にならないところだったが、宴会のあと午後4時ごろ電車で高尾駅にゆき、高尾温泉「フロッピー」で入浴して、どうにか高尾と結びつけることが出来た  (~。~;;)。


東京都で管理している平山城址公園はその昔、源氏方の侍大将・平山季重がこの地に居住していたため、平山城祉公園の名があります。平山季重の墓は近くの宗印寺にあり、都の旧跡に指定されています。
 民家が近くまで迫っているが、山の中に一歩入れば、ここが京王線駅前とは想像できないほど自然が良く残されている。京王線の駅から歩いて30分足らずで頂上まで登れる。写真のような遊歩道が整備されていて、軽く汗を流すのに最適。
横山さんが持っているのが本日の唯一の成果である体長50センチの大鯉だ。横の奥嶋さんが持っている小魚は、本日の酒のつまみとして用意してきたムロアジの干物。

大きくてバケツからはみ出しているこの鯉は、巨大故に浅川の洲に乗り上げて身動きがとれなくなっているところを手づかみで捕獲されたもの。天が授けてくれたのだ !それにしても良く太っている。川によほど栄養がある(栄養があるものが流れ込んでいる?)のだろうか。

今日の「ヤナイの野外料理」はつみれ汁、捕獲した鯉の味噌煮がメイン。川の中州で、時折吹く強い風の中の宴会で寒かった

しかしあの鯉は捕れたと言っていいのかなー。とにかく魚が手に入って皆なにこにこ。

「この川には魚がうようよしている、今度のハイクは魚取りにしよう」と言い出しっぺの横山さんも、まさかあんなでっかい鯉が捕れるとは夢にも思わなかったとのこと(勿論我々も誰一人として、小魚一匹捕れるとは思っちゃいなかったのだが・・・)

運の悪い鯉は何の罪科もないのに河原で頭をはねられた。身は味噌鍋で煮られ、我々の胃袋に収まった。

浅川の中州こあるこの木の下で、寒風にさらされながら昼食宴会をした。向かい側は平山団地。

寒風にさらされて冷えた体を高尾の「温泉フロッピー」で暖め、また飲み直した。

「フロッピー」の大広間舞台では往年の人気歌手三島雅夫の公演中。我々の席にも来て愛嬌を振りまいていた。このひとの35年前の歌をリクエストしたがカラオケテープがないとのことで断られた。