208 の高尾山歩き          

回数

208

日付

2000.8.6(日)

天気

はれ

歩いたコース

・京王線高尾山口駅→妙音橋→霞台→リフト山頂駅→(リフト)→京王線高尾山口

同行者 同伴無し
  ○此の一週間は夏休み休暇で、近場を旅行して大いにリラックスしたのは良いが、若干体がなまった感じがする。今回は涼しい時間に歩いて、午前中に帰ってくる予定で普段より二時間ほど早く家を出た。高尾山口駅に午前8時に到着した。

○今回も途中で元気なご老人に出会った。登山道端の石に腰掛けて一休みしているときに隣り合わせた。この人は小金井に住む中村さんという82歳のご婦人で、今回は仲間が高い山に行ってしまったので一人で来たという。高尾山には月二度程、高尾山口から影信山を同じ道で往復するとのこと。「山には62歳から登り始めた。高い山にも行った。二年前は槍ヶ岳に登った。名簿に歳を書いたらみんな驚いていたよ」と驚異的元気さだ。高尾山は薬王院経由のコースでいつも同じだというので、私が「影信山方面にゆくなら二号路三号路を通ると日影で涼しいですよ」と言ったら、「薬王院下の長い階段を上るとその日の自分の体調がわかるんですよ」との返事だった。さすがだ。「お先に」と先に歩き出した私はしばらくするとこの人に追い越されてしまった。

○負けじと急ぎ、大汗をかいて霞台に着いた。丁度店を開け始めた「十一丁目茶屋」に飛び込んだ。涼風に吹かれて、南に張り出したテラスで下界を眺めながら飲む生ビールは最高だった。「冷やしトマト」がまた旨い。これは癖になりそう。

○しばらく休んでリフトの山麓駅から12分間の空中散歩を楽しんで高尾山口に着く。家に戻ったのが午前11時前だった。子供達はまだ寝ていた


朝8時のケーブルカー駅前。土産物店はまだ開いていない。

妙音橋を直進して病院前から霞台に登る道は最近通行止めとなったが、かまわず通る。

途中で訪ね人のポスターがあった。昨年末高尾山に入って行方不明となった72歳の男の人だ。時々このようなポスターを見かける。


「夏の高尾山はシダが美しい」との宣伝コピー文が京王線の車内に表示してあったので、今回は意識してシダを探して歩いた。名前はわからない。

82 歳のアルピニスト中村さん。「夏の高尾山はシワが美しい」

霞台の「十一丁目茶屋」テラスから南を望む。良い風が汗びっしょりの体を抜ける。ここの生ビールは旨かった。


展望台から南を望む。花は「ネムノキ」。