222 の高尾山歩き          

回数

222

日付

2001.1.1(月)

天気

晴れ

歩いたコース

京王線高尾山口駅→一号路→金比羅台→薬王院本坊裏道→高尾山頂上→稲荷山コース→京王線高尾山口

同行者 一人

コメント

○21世紀の初日の出を見るため京王線特別臨時急行「かがやき21世紀号」に乗って午前5時に高尾山口駅に着いた。意外にも駅前は大混雑していた。真っ暗な1号路を大勢に交じってのろのろと登る。本日は風もなくあまり寒くない。うっすらと汗をかく。
○霞台の展望広場は既に大勢が陣取っている。どこから来たのだろう。顔ぶれを見ると殆どが20代の若者ばかりだ。茶髪、厚底靴のお嬢さんもかなりいる。初日の出登りの8割が若者なのだ。通常高尾山を歩く人の年代層は中高年が8割であるが、高尾山でこんなに多くの若者を見るのは初めてだ。日の出まで時間があるので薬王院を通って山頂まで行くことにした。
○山頂広場は更に一段と混み合っていて、南に開いている道沿いは立錐の余地も無いほど混み合っていた。何千人単位である。広場では日の出15分前から「迎光式」なる儀式が始まった。八王子観光協会会長の挨拶、薬王院の坊さんによる読経、国旗掲揚、君が代斉唱だ。式が終わると同時に東の空から太陽が顔を見せた。観衆からドッと歓声が上がった。
○今回の迎光歩きでは、良いこと、悪いことの2つ出来事があった。良いことは、混雑を避けて道沿いのものすごい急斜面をはいつくばって登ると、そこに数人の中学生らしき若者が陣取っていた。その中の一人が「おはようございます」と声を掛けてくれたこと。また日の出を見て彼らは下りていったが私は余韻を楽しんでしばらく佇んでいたら、一人が急斜面の下に戻ってきて「ひとりで下りられますか。手を取りましょうか。」と声を掛けてくれたことである。当節の若者も捨てた物じゃないなー。
○悪い事は、声を掛けてくれた最初の言葉、「おじいさん大丈夫ですか」、最後の言葉「気おつけて下りてください、おじいさん」である。マジにおじいさんと言われたのはうまれてはじめてである。13,4歳の子供にはおじいさんに映るのか。いささかがっくり来た。ともあれ、21世紀を担うのは彼らである。
○稲荷山コースを経て下山し、11時には家に着いた。
○今年は春から気持ちがよい、今年は何回歩けるかしら。

222回目の写真






かがやき号は満員だった。






























ケーブルカーとリフトは夜通し動いている。























参道も真っ暗だが日の出は近い




















山頂での「迎光式」。青い法衣の坊さんが読経。

































山頂付近は人でぎっしり。上の尾根を見てください。人、人、人である。






















午前7時、日が昇り始める。




























1分後。






























二分後。
























午前8時半。午前5時よりづーと人が少なくなっている。





























京王線北野駅から。
はるか奥に初富士の姿。