229 の高尾山歩き          

回数

229

日付

2001.3.11(日)

天気

晴れ

歩いたコース

京王線高尾山口駅→山麓自動車祈寿殿広場→火渡り祭り見学→京王線高尾山口

同行者 なし

コメント

○今回は高尾山恒例の行事「火渡り祭」を見学するために来た。毎年3月の第二日曜日に行われているが、じっくり儀式を始めから終わりまで見たのは今回が初めてだ。
○正午頃に広場には数千人の善男善女が集まっていた。午後1時に修行の各導師が入場してから式が始まる。全国から集まってきた5名ほどのエライ導師が「**導師ご機嫌に候、構えたる席に案内申す・・」との声を掛けられ一人一人入場する。つづいてホラ貝を持った山伏姿の修験者や白装束の信者が続いて入場する。儀式は宝剣や斧、弓を使った祈祷行事が次々と続く。
○一時間ほどやや訳のわからない儀式が続いた後、中央に小高く盛られた杉芝に点火された。短時間に燃え尽きて炭と灰になる。まだ燻っている焼け跡の中を素足で通り抜けるのがハイライトだ。大智火に触れることによって一切の罪障を焼き滅ぼすそうだ。
○火渡りはまず導師、続いて山伏や入場している信者そして周りで見物している一般人も二列になって次々に歩かせてくれる。もちろん素足でなければならないが、焼け跡に入る前に足の裏に塩を付ける。ここにやけどをしない仕掛けがありそうだ。もっとも、一般人がわたる頃には炭は踏み固められていてあまり熱くはなさそうな感じだった。次回は私も罪障を焼いてみようかな。二時間ほどで「火渡り祭り」はおわった。南無・・。

229回目の写真写



金200円也で「なで木」と称するごま木に名前かく信者。
これは火にくべられます。


















この傘のしたにいる人が一番エライ導師。たぶん薬王院のとてもエライ人だと思う。ただ、この人だけは火渡りをしなかった。焼くべき罪障はもう無いのだろう。












祭壇に入る前に側の建物で祈祷する。









火伏せのお札で玉を作ってあった。
























この松明の火で芝に点火する





















祭壇に導師達の入場が続く。





















点火直後。





















またたくまに燃え上がる。


























多少の水も掛けられ鎮火




















火渡りは始め導師、続いて信者、一般人(見物人、自由です)。こんもり盛られている白いものは塩です。



会場の全景です。芝の山は瞬く間に萌がった。  スライドしてみてね
こちら側にも大勢居ます。 背景の山は高尾の稲荷山(この尾根を歩きます)。