回数 |
254回 |
日付 |
2002.3.30(土) |
天気 |
晴れ |
歩いたコース |
・京王高尾山口駅→琵琶滝→琵琶滝道→霞台→仏舎利塔→薬王院奥の院→1号路→京王高尾山口駅 | ||||
同行者 | 平井 | ||||
コメント |
○今回は薬王院主催の高尾山内にある八十八大師像巡りに参加して、ひと味違う山歩きを体験しました。 ○八時半に山麓の不動院に集合したのは信心深い信者三十五名。この催しは年四回、六年間続いている。今回参加した人の殆どは常連のようだった。登山姿の者、巡拝用の白装束の者まちまちだったが、共通しているのは当日頂いた「八十八大師」、「同行二人」と染め抜いた手ぬぐいをクビに掛けていることだ。堀江さんというお坊さんが先達となって我々を案内するほか二人のお坊さんが同道して下さる。 ○山内各所にある八十八大師像は遠い四国に行けない人のために、百年ほど前に四国八十八ヵ所の札所の砂を持ち帰り石像の下に埋めて建立したもの。七年前に、経年により散逸していた石像を集めて整備したもので、八十六体は見つかったが二体は行方不明のため新規に建立したという。 ○清々しい暖かな陽気のなかを琵琶滝、仏舎利塔、高尾山奥の院と巡り、本堂でお護摩修行に参加、本坊で精進料理を頂いた後、一号路、金比羅台、不動院にもどる、全七時間のコースで、途中、途中で「般若心経」を十五回ほど全員で合唱する勧行を行うのがみそ。急坂を歩くときは先達さんのコールに合わせて「ナームターイシ、ヘンジョウコンゴウー」と唱えながら歩く。範囲が広いので、今日は八十八体の半分を巡り、後の半分は日を改めて巡るのだそうだ。 ○本坊内で頂いた精進料理はおいしかったが、ビールをいただけなかったので解散したあと駅前で一杯やって帰った。 ○巡礼の心得を学び、かつお坊さんともお話が出来て高尾山に関する知らない事柄をいろいろ知ることができた。大変有り難い、楽しい歩きでした。 |
山麓にある不動院に集合、中で身支度を整える。 | |
不動院内で巡礼の心得などが説明される。左のお坊さんが先達さん。。 | |
ケーブルカー前広場に1番から8番の石仏がある。まずここで般若信教を合唱。 |
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琵琶滝。昨日の雨で水量が豊富。ここでも「般若心経」。 | |
薬王院本院下にある仏舎利塔・タイの王様から頂いた本物の仏舎利が収められているという。今日は我々のために扉を開けて貰っている。 | |
神変堂前でも「般若心経」 | |
本社、権現堂でも勧行。 | |
奥の院である不動院前では、吉野さくらと、寒緋桜が満開であった。 | |
本堂ワキにある太子堂のまわりには八十八体のミニ石像が並べられている。ここを回れば1分で八十八ヵ所巡りが出来るとても便利の良い所だ。 | |
本坊でみんな揃って精進料理を頂く。食事代は参加費五千円に含まれている。 | |
本院前の枝垂れ桜は見事。 | |
先達のアシスタントの坊さん。通称ドラえもん、だそうです。 | |
高尾の桜は本山周辺はほぼ満開。 |