273回目の歩き
回数  273回 日付 2003年1月26日(日) 天気   晴れ
歩いたコース ・JR高尾駅北口→バスで霊園前→八王子城山入り口→八王子城山→同じ道を下山し霊園前→バスでJR高尾駅
同行者 平井
コメント ○今回は半年ぶりに八王子城山を歩いた。ここは、私の高尾山歩きの北のエリアで、薬王院のある本山と違って、いつ来ても静かであまり人のこない山だ。

○ここは400年前、豊臣軍等によって滅ぼされた北条氏の城跡で、戦闘のあと、そのまま手付かずで放置されているかの様な城山で手軽で散策に最適。

○歩く時間が短いので、頂上でゆっくり昼食を取った。久しぶりに火器を携えて、インスタントの豚汁をこしらえた。平井さんの手づくりおにぎりにベストマッチ。

○2合目あたりにある梅園がいつの間にか整備されていて、観梅宴会をするには絶好の場所となっている。ここは真っ赤な紅梅が数十本あるが、まだ1分咲程度だった。

○下山して山裾にある「福善寺を守る会」の砦に寄って、ここで手作りの梅酒などをごちそうになった。そのあと、「人生の休み処」で主催者の一人である内山さん等とおしゃべりをして帰路についた。

写真

日陰には4日前に降った雪が少し残っている。登山口。
登ってすぐにのところにある梅園、以前はあれ放題であったが、今回下草が刈られ、遊歩柵もできて、きれいに整備されていたので驚いた。俳句を書く手作りの短冊まで置いてある。
梅園から高尾山本山を望む。
ここは多くは紅梅で、まだチラ程度。
頂上の八王子神社前の巨杉。
八王子城攻防を巡るエピソードによく登場する北条氏の家臣横地家の子孫が横地神社を先月山頂に再建した。関係者がたまたまいたので話しができたが、300万円かかったといっていた。
山頂から高尾山を望む。
山頂のベンチで昼食。風がなく快適だった。
とはいえ、真冬の山頂なので、暖かい豚汁がなにより。そして熱燗だ。
麓にある「福善寺を守る会」の砦で皆さんと歓談。何者だかは定かではないが、皆さん親切で、梅園の整備も彼らがボランティアでやって下さったのだ。関係ページ:「213回目の歩き」を参照してください。
祠のなかでは何者かがひとり尺八を吹いていた
こちらは、帰路の道沿いにある「人生の休み処」。右から2人目がここの管理人、内山さん。人生道に前向きの張切りおばさんだ。半年前に寄った我々のことをよく覚えていてくれた。
関係ページ:「263回目の歩き」を参照してください。