275回目の歩き
第275回目 日付 2003年2月16日(日) 天気   雨一時雪
歩いたコース ・京王線高尾山口駅→保養院前から琵琶滝道→2号路→3号路→薬王院社務所→霞台→ケーブルカーで京王線高尾山口駅
同行者 芦刈、稲垣、坂巻、平井、
コメント ○今回は初めて高尾山に登る新顔2人を含めて5人で定番コースを歩いた。天気はあいにくの雨。

○琵琶滝道の途中ですれ違った御仁は「上は猛吹雪ですよ」と声をかけてくれた。270回目の歩きを思い出した。上と下では気候がまるで違うことがあるのだ。「いつものパターンですね」と言ったらその御仁も「そう、いつものパターンだ」と答えた。この人も高尾山に相当登っている人とお見受けした。また美しい雪景色が楽しめるものと期待したが、登るにつれて気温が上がり、薬王院付近では雪は降り止んで、氷雨になっていた。

○初めての人もいたので本道を拝観した。雨が強くなり、山門前の「もみじや」で昼食を取らせてもらった。ビール、山菜盛り合わせ、とろろそば、ナメコ汁などを取って、持参のおにぎりを食べた。

○皆さん話し好きで、歩きの途中はおしゃべりし通しで、楽しかった。話題はひょんな事から、黄金時代の東映時代劇のことが中心だった。
片岡 千恵蔵扮する多羅尾伴内のピストルは百発百中なのに悠然と立つ彼には絶対当たらない、洞窟に入った旗本退屈男の市川右太衛門の着物の柄が洞窟から出てくると変わっていた、などおおらかな良き時代の話に花が咲いた。というと、熟年メンバーばかりと思うかもしれないが、45歳?の芦刈さんが意外に詳しく皆さんと話しがあった。山道は話しながら歩くと意外に疲れない。気分的なこともあろうが、呼吸が深くなるのだと思う。

○午後1時過ぎになると急に温度が下がり始め、雨から再び雪模様になってきた。帰路は、文明の機器を利用して下った。下では、前回に味をしめて、有喜堂本店で「お茶」を戴いてから帰った。

写真

ここを左に行くと6号路。まっすぐ行くと民家(いまは取り壊された)の庭先を経てびわ滝道へ。
三号路にて。
3号路は橋が多い。
三号路にて。
薬王院本堂前。
文明の機器はありがたい。
前回に続いて、下りてから甲州街道沿いの「有喜堂」本店の店内で羊羹とお抹茶をいただく三百十五円。