280回目の歩き
第280回目 日付 2003年3月29日(土) 天気   薄日
歩いたコース ・JR高尾駅→バス小仏峠→大窪道(木漏日尾根)→影信山→大窪道(木漏日尾根)→バス停小仏峠→バスでJR高尾駅
同行者 平井、
コメント ○今回は春の息吹を感じながら影信山に登った。朝方都内でも小雨が降り出したが、高尾駅に着いた頃にはやんでいた、途中で薄日も差す、歩きやすい天気だった。

○朝方の天気が悪かったせいか土曜の割には人出は少なかった。
山頂の人影もちらほら。いつもの青木茶屋でいつもの「きのこラーメン」はさすがに旨い。山頂の桜のつぼみはまだ堅い感じ。

○帰路、小仏バス停手前の茶屋「こめや」に立ち寄ったら、小泉純一郎?がお忍びで来ていた。写真参照。

○「こめや」の主に影信の山の名物おじさん「芝山さん」のことを聞いてみたら「昨年暮れにきて、好きな酒を残して帰ったので、おかしいな、と思ったが、それ以来姿を見せない」とのこと。大正5年生まれだからな・・。PPKかしら!

○小仏峠の「佐藤小屋」のおじさんは1ヶ月前に亡くなったとのこと。その少しまえに、並んで営んでいた「青木茶屋」の主人も亡くなっている。亡くなる3日前は元気だった、と言う人がいた。これもPPKか。

○何年か先には我が身・・・。

写真

ヘアーピンの先を右に登る、影信山への道。「大窪道」と地元の人は呼んでいるが、今回初めて「木漏日尾根」という手作りの看板が出ていた。誰かが勝手に付けたのであろうが、特徴が出ている。これから私も使わせていただく。
「きのこラーメン」健在なり。持参のおかずも多くて、満腹になった。幸せだ・・。
桜の芽は、まだ堅い。2週間後か・・。
ここが「こめや」。先祖が明治時代まで近所の旧甲州街道沿いで「旅籠」をやっていた。その屋号からとった、という。旅籠は、中央線が開通してから廃業したという。
「こめや」のご夫婦、常連。
ビール、ワンカップ200ml酒ともに300円。おばさんの手作りの突き出しが付く。
この日は囲炉裏に火が入っていた。
囲炉裏の上で、クルミを焼いていた。コレガ旨い。
中央のおられるのが、小泉さん。この辺では「総理」と呼ばれているらしい。帰り際に、「総理お先に失礼します」と言ったら、「おう」と鷹揚にお答えになった。

右端が「こめや」の主人、大正6年生まれ。元気だ。