286回目の歩き
第286回目 日付 2003年6月13日(金) 天気   曇り一時雨
歩いたコース ・JR高尾駅→バスで日影→小下沢林道→→ザリクボ→高尾大滝→ザリクボ→日影バス停→JR高尾駅
同行者 平井
コメント 今回は「幻の滝」探しです。実は、「くりちゃんの高尾山歩き」を訪れてくれた、小名浜に住んでいる某さんから、「10数年前東京にいたときよく高尾山を歩いていた。そのとき小下沢沿いに大きな滝があったはずだが、地図に載っていないし、案内書類にも紹介されていないのは不思議だ。探して頂きたい。」との、メールを頂いた。この滝はくりちゃんも嘗て見た覚えがあるが、定かでないので。改めて探してみることにした。

○処は、小下沢林道の奥。サリクボからさらに30分ほど奥にはいるので、普段は滅多に行かないところだ。人影は全くない。

○バスを日影で下りて、中央高速の下をくぐる小下沢林道を行く。曇りで時々小雨がちらつく程度の天気。小1時間ほどで旧キャンプ場、そこからさらに約30分、林道の沢を隔て左側100メートルほどのある谷間の上から勢いよく水が流れていた。高さは約10メートル。途中で3段に岩肌を縫って流れ落ちている。近くによって見たが、確かに見事な滝だ。

○たまたま出会った、営林署の作業員から「この滝は水の少ない冬場は枯れているので消えてしまう」との話しを聞いた。まさに幻の滝だ。小名浜の某氏は、「この滝を「高尾大滝」と名付けた」とのことで、くりちゃんもそう呼ぶことにしよう。

○昼食は沢の淵で、ビールとワインを冷やしておいて、平井さん手作りの弁当。チーズ、粕付け、枝豆などでやった。帰路は同じ道を引き返した。

写真

一本の木に毛虫が蜘蛛の巣のようなモノをたくさん作っていた。手前の人は、本日唯一出会ったハイカーで滝まで同道した。玉置さん83歳とのこと。
小下沢沿いに黙々と歩く。緑が目にしみる。
本日この道を歩いているのは我々だけだった。
ついに、滝を発見。林道から見た景色。
沢をわたって近づ。
落差10メートルで水量もかなりある。
作業員の話では「この滝を登っていくと影信山に行く道に出会う。毒草が多いから気をつけろ」とのこと。
ひんやりとした沢沿いで昼食。
淵をきれいに飾っているのは「ユキノシタ」?