514回目の歩き
日付(曜日) 2010年12月1日(水)
天気 晴れ
同伴者 飯塚、坂巻、平井
コース JR高尾駅北口→バスで霊園前→八王子城跡山→JR高尾駅
コメント ○今回は名残の紅葉を求めて、八王子城山(正式には奥沢山という)に登った。山麓にあるセンタ−に詰めている八王子城ガイドのリ−ダ−である鈴木さんとは初面識だが、山頂まで案内がてら歴史などについて説明して下さるという申し出があり、有難く案内をお願いした。

○鈴木さんとは山頂で別れ、我々はここでゆっくり昼食を取って下山した後、再び御主殿(殿様の住居跡)周辺を案内して貰った。

○思わぬハップニングで鈴木さんと出会い、紅葉よし、説明よし,空気よし、天気よしで近頃にない、最高の歩きとなった。
八王子城跡山の麓にある観光センタ−前でガイドさん達と

  センタ−前の広場には八王子城跡山全景のジオラマが設置されていた
遠目にわかりにくく、これに気づく人はまずいないだろう

2年後に、このそばに歴史館が出来るそうである
そろそろこの周辺も観光的にも、大化けすることだろう
 
5合目で城の歴史などを説明する鈴木さん

今年は八王子城落城430年目に当たるそうだ
中央の木にまとわりついているツタのような植物が「鬼女蘭」
高尾本山にもあるが、他の多摩、秩父地域の山には見られないという
八王子城本丸跡の前で説明を受ける

ちなみに八王子城は現在建造物は全くないのに,日本百名城に選ばれている(東京都では江戸城とここだけ)
  この人がボランティアでやっている八王子城ガイドのリ−ダ−鈴木清(77歳)さん

50年間、日本中の山を歩き回ってきたそうです

よほど我々、美女軍団をお気に召したか、帰りに立派なご著書「富士憧憬」(1300円)まで各自に戴いた
  本丸跡から八王子神社を見る 
  山頂付近付近 

  山頂付近はまだ紅葉が残っていた 
  山頂広場のベンチでビ−ルとワインで昼食 
  御主殿の滝
今は落差数メ−トルだが,430年前は見下ろすと足がすくむほど数倍の高さがあったと言われている 
430年前落城の折には、北条方の婦女、残兵が千人以上ここから滝壺に身を投げて自害した場所。側に慰霊碑がある。
 
 八王子城跡山からの眺め、昔は関八州が見渡せたと思う
 
 山頂にある八王子神社(八王子の名の元になった神社)
 
 御主殿に通ずる道、いつ来ても静かなたたずまいで癒される